TOYOTA GAZOO Racing Yaris Cup 2024 GrandFinal
富士スピードウェイ
予選/決勝 12月21日(土)天候:晴
12月21日、富士スピードウェイにて『TGR Yaris Cup 2024 Grand Final』が開催されました。
2021年からスタートし4シーズン目を迎えたYaris Cupは、今年もこのGrand Finalをもってシーズンを終えます。
Yaris Cup日本一を決定するこのレース、今年から各地区シリーズのランキング1位〜7位、(CVTクラスはランキング1〜3位)にのみ参加資格が与えられ、例年よりも更に狭き門となりますが、チームシュポルトから関東シリーズランキング4位の#74松本英之が、日本一を目指して出場しました。
TGR Yaris Cup | |
#74 | 松本英之(シュポルト店長) |
状況は芳しくないが・・・
今回のレースウィークはまさかの降雪からスタート。気温も常に一桁台と寒さの厳しい状況下で本番に向けたセット出しに走行を重ねていく。ただ初日、2日目と走行を重ねていくがトップとのタイム差は縮まらず、金曜日の専有走行でも状況は好転しなかったため、車両、ドライバーそれぞれに出来るだけの対策を講じて翌日の予選へ挑むこととなった。
予選は8:35からと早朝の時間帯ではあったが、太陽も顔を出し路面温度的にはそこまで低くはない状況。ハイレベルなドライバー揃いということもあり、スリップの使い方ひとつで富士では状況が大きく変わる。#74 松本はコースインから隊列の中で予選を開始するが、計測1周目のBコーナーで前走車に引っかかるなどアンラッキーな部分もあり、終わってみれば計測4週目の2分15秒268がベストタイム。予選11番手となった。
TGR Yaris Cup | |
#74 | 松本英之(予選11位) |
#74 松本
「今回は正直苦しい状況だったので計測1周目に賭けていましたが…いろいろ上手くいかなかったです。2024年の締めくくりとして決勝も精一杯やってきます!」
2024年最後の決勝レース!!
僅かなインターバルを挟んで決勝レースがスタート。快晴の空の下、各ドライバーにとっての今年最後のレースが始まる。
#74松本のスタートはまずまずだったが、シフトアップ後の加速が鈍り1コーナーでは5ワイドの進入に。立ち上がりで1ポジションダウンとなってしまうがすぐにAコーナーで抜き返し、結果11番手でホームストレートへ戻ってくる。そこからは常に後続車を抑える展開となりなんとかこらえ続けるが、9周目のホームストレートで抜き返されそのまま11位でフィニッシュ。今シーズンを締めくくった。
#74 松本
「蹴り出しのタイミングはそこそこでしたがシフトアップでホイールスピンが収まらず、スタートで落ちてしまいました。そこからなんとか挽回しましたが、ただ決勝のペースはかなり厳しく、非常に悔しい締めくくりとなってしまいました。」
#74 松本 英之 予選 11位/ 決勝11位
年間シリーズ表彰式
そして2024年度の各シリーズ上位入賞者を対象に、富士スピードウェイホテルの「Ballroom THE CIRCUIT」でシリーズ表彰式が開催されました。
Grand Finalの予選・決勝をシリーズ表彰式が行なわれた12月20日の翌日に控えていますが、レーシングスーツ姿からフォーマルな衣装へと着替えた選手たちが、翌日のレースを感じさせないほど和やかに談笑している姿が大変印象的でした。
現地まで駆けつけて頂いたお客様、ご声援を頂いた皆様、今回もありがとうございました!!!
これからもモータースポーツ活動を通じて、ネッツシュポルトはお客様のクルマを使う嬉しさを創造いたします!
引き続きネッツシュポルトを宜しくお願いいたします♪