TOYOTA GAZOO Racing Yaris Cup 2024 関東シリーズ第1戦
TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup 第3戦
富士スピードウェイ
予選/決勝 7月13日(土)14日(日)天候:曇り/雨
7月13日-14日、富士スピードウェイにて『TGR Yaris Cup 2024 関東シリーズ 第1戦』『TGR GR86/BRZ Cup 第3戦』が開催されました!
毎年多数のエントリーがある富士スピードウェイの例に漏れず、今回もヤリスが98台、GR86が62台と多数のエントリーを集め、過去のチャンピオンやプロドライバーも交えて熾烈な戦いが繰り広げられました!
そんな今回はチームシュポルトからYaris Cupに4名のドライバーがエントリー!!
#59 | 山下選手 |
#74 | 松本英之(シュポルト店長) |
#88 | 長谷川選手 |
#648 | 鈴木選手 |
そして併催されますTGR GR86/BRZ Cup クラブマンクラスには
#142 | 石井選手 |
以上5名のドライバーが今回のレースを戦います!
激戦が展開される富士開催の今回は、果たしてどのような結末が待っているのでしょうか。
予選は総合2番手のフロントロー!!
今回のレースウィークは天候があまり優れず、12日のテスト日は赤旗中断が続出するほどの荒れ模様。
13日の朝から天候が回復する見込みではあるものの、予選開始までに路面コンディションの回復は難しいというのが大方の予想です。
各チームどんなコンディションを予想して車両のセットを決めたのでしょうか?
そしていざヤリスA組の予選開始時間を迎えると、コースはウェットパッチの若干残る微妙なコンディション。それでも各車決勝のスタートグリッドを掛けてコースへ飛び出していきます。
エントリー台数の関係で2組に分かれて行われた予選の結果がこちら。
YarisCup
#59 | 山下選手(A組36位) |
#74 | 松本英之(A組1位) |
#88 | 長谷川選手(A組29位) |
#648 | 鈴木選手(B組44位) |
GR86/BRZ Cup
#142 | 石井選手(A組22位) |
#74 松本は予選開始から3分ほどコースインせず、少しでも路面の回復を待ってアタックする作戦をとり、計測2周目の2分16秒601がベストタイム。これがA組のトップタイムとなりA組1位、総合2番手スタートとフロントローからのスタートとなります!
そしてチームシュポルト#59 山下選手は36位、#88 長谷川選手は29位、B組で出走の#648 鈴木選手は44位で予選を終えました。
続いて行われたGR86 クラブマン予選では、#142石井選手も2分08秒927でA組22位、総合43番手としっかり予選を通過します!!!
#74 松本
「雨上がりの路面だったのでコースインを遅らせたのが良い方向に転びました!計測1周目で意外とフロントが来ず、早い段階で計測2周目に気持ちを切り替えられたことも結果的に良かったと思います。
富士のフロントローはヤリスでは初だと思うので、良い流れで決勝もいきたいですね!」
GR86 #142 石井選手
「本来であれば計測1周目で決めたかったのですが前走車に引っかかってしまい、結果的に計測2周目のタイムがベストとなりました。Newタイヤの良い部分が終わりかけていたのでもう少し上が狙えたと思うと残念ですが、決勝はしっかり巻き返します!!」
0.006秒差の僅差で4位入賞!!
インターバルを挟んでヤリス決勝、ヤリス コンソレ決勝とレースが続きます。雨は落ちてこないものの雲行きは良いとは言えず、直前でのセット変更も考慮しなければなりません。
今回も決勝レースはフルグリッド54台。各所で3ワイドの激しい戦いが予想されますが果たしてどんな結果が待ち受けているか。
#74松本はスタートに失敗、2コーナーで後続に先行を許し3番手でオープニングラップを終えます。
そこから中盤に差し掛かると各車のレースペースに大きな開きはなく、先頭車両を含めた5台のワンパックでレースは進み最終ラップへと突入します。そして最終ラップ1コーナーで大きく横に広がり各車勝負を掛けるも順位は変わらず、そこから第3セクターで後続の#38 神谷選手とラインを交差しながら最終コーナー立ち上がりで2台は並走状態へ!!
最後のホームストレートではコントロールラインまで並走を続け、#38 神谷選手の猛追をかわし0.006秒差で4位となりました!!
#74 松本
「シグナル消灯のタイミングを外してしまい、過去イチのスタート失敗でオープニングラップで#1小野田さんに抜かれてしまいました。全体的なレースペースは悪くなかったので悔やまれます。中盤になるとほぼワンパックで、下手に仕掛けてしまうと後続に来られてしまうので神経を使いました。
今回のレースは最終ラップの3セクターが見どころでしたね!!皆さんに楽しんでもらえたので良かったです!!」
続いてヤリスコンソレ決勝。直前に雨が降り出しコースは薄く濡れた難しいコンディションへ変化します。
そんななかチームシュポルトのドライバーは安定したレースを見せ、#88長谷川選手が5位、#59山下選手が21位、#648鈴木選手が36位でフィニッシュしました!
GR86石井選手は10台抜きでベストパフォーマンス賞!!
明けて14日はGR86の決勝日。朝からイベントのお客様も多数来場し、いやが上にも気合が入ります!
そんな想いに水を差すように当日朝から予報になかった雨が降り、一気にコースコンディションを難しくしてしまいました。
路面はしっとり濡れた状況から徐々に乾いていくコンディション。アウトサイドからスタートの#142石井選手はスタートを見事に決め、一気に順位を30番台へと上げることに成功します。
そこからも周を追うごとに順位を上げ、最終的には33位でチェッカーをくぐり、見事10ポジションアップを果たしました!
そして決勝レースで最も順位を上げた選手に贈られる「ベストパフォーマンス賞」も獲得です!!!
GR86 #142 石井選手
「スタートの反応が前方グリッドの車両よりも良く、エンジンもしっかりと伸びてくれてオープニングで順位を大きく上げられたことが大きかったです!レース中盤からはタイヤに無理をさせないようマネージメントを意識していたので後半の落ちが少なく済み、結果10台抜きが達成できました!!
前回の菅生で取れなかったベストパフォーマンス賞Getです!!!」
#74 松本 英之 予選 A組1位(総合2位)/ 決勝4位
#59 山下選手 予選 A組36位 / 決勝 コンソレ21位
#88 長谷川選手 予選 A組29位 / 決勝 コンソレ5位
#648 鈴木選手 予選 B組44位 / 決勝 コンソレ36位
#142 石井選手 GR86 クラブマンクラス 予選 A組22位(総合43位)/ 決勝33位 ベストパフォーマンス賞
現地まで駆けつけて頂いたお客様、ご声援を頂いた皆様、今回もありがとうございました!!!
これからもモータースポーツ活動を通じて、ネッツシュポルトはお客様のクルマを使う嬉しさを創造いたします!
引き続きネッツシュポルトを宜しくお願いいたします♪